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J-GLOBAL ID：201302285357979217   整理番号：13A1500588

2011年冬季に茂串湾で発生したCochlodinium sp.type-Kasasaの有害性について

著者 (4件)： 高日新也 (熊本県水産研究セ) ,  中野平二 (熊本県水産研究セ) ,  大塚徹 (熊本県水産研究セ) ,  川崎信司 (熊本県水産研究セ)
資料名： 熊本県水産研究センター研究報告  (Report of Kumamoto Prefectural Fisheries Research Center)
号： 9  ページ： 81-84  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： Y0517B  ISSN： 0918-1210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年11月に茂串湾で発生した笠沙型赤潮は,シマアジ,ブリを短時間のうちにへい死させる有害なプランクトンであることが分かった。笠沙型による細胞密度と暴露時間及びへい死率の組み合わせは,シマアジは約4,900cells/ml・6時間で80%であった。ブリでは,8,300cells/ml・1時間で100%,約6,000cells/ml・4時間で50%であった。赤潮でへい死したシマアジ,ブリには鰓蓋の発赤,脳の発赤,心外膜の白濁等の所見がみられ,これらは赤潮の曝露によって引き起こされたと考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 湾 ,  熊本県 ,  *渦鞭毛虫類 ,  *赤潮 ,  *シマアジ ,  *ブリ ,  細胞密度 ,  *曝露試験 ,  生存率
準シソーラス用語： *Cochlodinium ,  生残率 ,  茂串湾

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  プランクトン  (FH02050R) ,  増養殖の技術  (FH04020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 冬季 ,  Cochlodinium ,  有害性