抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地形計測やオートメーションなど応用範囲が広い三次元画像計測は,特に高い計測精度を要求する場合などは計測装置等にコストがかかりがちである。本稿ではヒトの単眼情報から奥行きを認識する仕組みを利用して,単一画像で対象物の三次元的形状を復元する新たな三次元画像計測法を提案する。よって,高い計測精度を要求するのではなく,すでに撮影された写真(静止画像)などを視覚的に自然な3次元表示することを想定している。本稿ではまず原画像から奥行き情報抽出の際に障害となる陰影を除去したCenter/Surround(C/S)モデル画像を作成する。その画像に対してウェーブレット変換を活用して,ぼけ解析からマクロな奥行き情報を,テクスチャ解析からミクロな奥行き情報を抽出し,2つの情報を組み合わせることで,三次元形状の復元を図る。(著者抄録)