抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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4k(4096x2160)画素など超高精細画像では,画面高の1倍程度の超短視距離でも十分な解像度となり,高い臨場感が得られる。しかし,超短視距離では,画像の中央と周辺で見え方にかなり差があるので,画像全体を均一に処理するのが必ずしも合理的で無くなる。そこで,近距離視点において平面画面上の1画素の大きさが,画面の位置によりどの程度変化して見えるかを計算した。この変化の主観画質への影響を調べるため,階調性低下や白色ノイズなど基本的な劣化を視覚上の画素面積で変化させた画像を用意し,主観画質評価実験を行った。その結果,平均的に劣化させた画像より高い評価が得られることが分かった。さらに,画素サイズ係数で画像位置により周波数帯域制限やコントラスト変換を変え,符号化効率を調べた。実験結果から10%から30%程度ビットレートが低減できる可能性が確認できた。(著者抄録)