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J-GLOBAL ID:201302285508107160   整理番号:13A1409859

熱脱塩処理のための海水の新規正浸透膜前処理

A novel Forward osmosis membrane pretreatment of seawater for thermal desalination processes
著者 (3件):
資料名:
巻: 326  ページ: 19-29  発行年: 2013年10月01日 
JST資料番号: B0934A  ISSN: 0011-9164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,多段階再蒸発(MSF)または多効果蒸留(MED)熱脱塩処理(MSF)に正浸透(FO)膜を統合する新しい概念設計を導入した。単純な数学モデルを開発して,FO膜システムの性能を評価した。熱処理性能の評価のために以前に開発したプログラム(VDS)を更新し,FOシステムを含めた。確認したVDSプログラム[1]を適用して,16%から32%の種々の回復率で,FO-MSF/MEDハイブリッドシステムの性能をシミュレートした。熱脱塩処理から廃棄されたブラインを再利用し,FO膜前処理のコストを下げるために引込み液として使用した。海水を,FO膜でドナー溶液として使用した。シミュレーション結果は,FO前処理が,MSFおよびMEDの供給溶液での多価イオンの濃度を良好に低減することを示した。MSFのスケール問題の原因である,Ca2+,Mg2+およびSO42-イオンの濃度が,FO膜の回復率の増加に伴って減少することが分かった。FO-MEDハイブリッドシステムの場合,CaCO3スケール層を種々の厚さのFO回復率で計算した。CaCO3スケール層の推定厚さは,0%,20%および32%のFO回復率でそれぞれ,74μm,43μmおよび39μmであった。また,温度低下により,効果1から効果6の方向において,CaCO3スケール層の厚さが減少することも分かった。そして,本研究は,熱脱塩処理におけるスケール問題の原因である,多価イオンの濃度を低減するための,海水の前処理におけるFO膜の実現可能な適用を実証した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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用水の物理的処理  ,  蒸留,蒸発  ,  膜分離 
タイトルに関連する用語 (4件):
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