文献
J-GLOBAL ID:201302285597014383   整理番号:13A0967430

国際遺伝評価に関する国のゲノム前選択の効果

Effects of a national genomic preselection on the international genetic evaluations
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 3272-3284  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
若い雄牛のゲノムの前選択は,現在広く乳牛の育種法,特にホルスタイン種で実施されている。しかし,このステップが遺伝的評価モデルで考慮されていない場合には,ゲノムの前選択で保持された雄牛やその子孫の国家的育種価は,バイアスのある評価をされることになる。これは,国際的な遺伝評価に参加する国がInterbullセンター(農業科学のスウェーデン大学,ウプサラ,スウェーデン)に一連のデータを選択して提供してしまい,おそらく偏ったものを提供することになる。本研究の目的は,国の育種法におけるゲノム前選択のステップのために,国際的なレベルでの偏りの証拠を示すことであった。国際的な評価(すなわち,選抜して国の偏った育種価を使用すること)のためにゲノムを前選択した結果,ゲノム強化育種価の代わりになるものとして,国の実際の推定育種価を用いてシミュレーションした。データは,大規模なホルスタイン雄牛の数を有する3カ国に提供された。シミュレートされたシナリオからの国際育種価は,完全かつ公正であると仮定されたすべての利用可能なデータを使用して,国際的育種価と比較された。バイアスは,他の国々におけるゲノムの前選択とその同時代に保持された若い雄牛の間でチェックされた。結果は,各国内や若い雄牛の原産国によって測定された特徴に基づいて解析された。これは,ゲノム情報に基づいているけれども,前選択データを送信して,不正確なデータを送信する国からの若い雄牛にペナルテーを加えるという,国際的評価にバイアスを作ってしまったことが明らかになった。また,他の国からの若い牛にも影響を与えた。偏ったデータの送信は,さらに,国際的な評価の質にまで影響を及ぼした。本研究では,まず,国家レベルでのゲノムの前選択を見直す必要性について明確に示した。さらに,ゲノムの前選択工程の実施後に,国際遺伝評価の質を維持するために不可欠と思われるすべての利用可能なデータを提示している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  飼育動物の育種 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る