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J-GLOBAL ID：201302285622683775   整理番号：13A1926849

溶液構造とそのダイナミクスに関する研究 2 ラマン分光法による溶媒和構造の研究

著者 (1件)： 森田昌行 (山口大 大学院理工学研究科)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 81  号： 12  ページ： 991-994  発行年： 2013年12月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ラマン(Raman)分光法を電池用非水溶媒電解質のイオン構造の解析に適用した例を紹介した。まず,Raman分光法の原理について述べ,有機溶媒電解液におけるイオンの基本構造,混合溶媒におけるイオンの選択的溶媒和,有機溶媒電解液におけるイオン構造,ポリマーゲルへの展開について説明した。Ramnan分光法は赤外分光法と共に分子内の結合振動や回転モードを直接評価する手段として利用できるため,固体や液体中の化学種の局所構造の決定に大きな役割を果たすことができる。

シソーラス用語： *溶液構造 ,  動力学 ,  *Raman分光法 ,  *溶媒和 ,  電池 ,  非水溶液 ,  電解質 ,  *有機溶媒 ,  *電解液 ,  リチウム化合物 ,  金属イオン ,  イオン間相互作用 ,  ゲル ,  リチウムイオン電池 ,  構造 ,  溶媒和物
準シソーラス用語： *イオン溶媒和 ,  ダイナミクス ,  ポリマゲル ,  リチウムイオン ,  局所構造 ,  混合溶媒 ,  *選択的溶媒和

分類 (2件)： 非水溶液  (CB05040G) ,  赤外・Raman・Rayleighスペクトル一般(分子)  (BH06031K)

引用文献 (11件)：

• T. H., Dunning, Jr. J. Phys. Chem. A. 2000, 104, 9062
• S., Tsuzuki. J. Chem. Phys. 1899, 110, 11906
• S., Tsuzuki. Intermolecular forces and clusters. 2005, 149
• A. J., Stone. Mol. Phys. 1985, 56, 1047
• A. J., Stone. Mol. Phys. 1985, 56, 1065

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶液構造 ,  ダイナミクス ,  研究 ,  ラマン分光法 ,  溶媒和