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J-GLOBAL ID:201302285627487761   整理番号:13A0249625

WNIN/ObラットにおいてビタミンA補給は肥満に関連した網膜変性を改善する

Vitamin A supplementation ameliorates obesity-associated retinal degeneration in WNIN/Ob rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 298-304  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:肥満は,糖尿病性網膜症,高眼圧,白内障,黄斑変性症のような眼科系合併症の様々な健康障害に関係している。以前,ラットの自然発生肥満モデル(WNIN/Ob)における肥満発症後の網膜変性の進行について報告した。本研究では,WNIN/ObラットのビタミンA補給による肥満に関連した網膜変性の改善を検討した。方法:5週齢のWNIN/Ob肥満ラット(O)および対照の痩身ラット(L)にビタミンAをレチニルパルミテートとして飼料1kg当たりそれぞれ2.6mg(L/O-I),26mg(L/O-II),52mg(L/O-III),129mg(L/O-IV)添加した飼料で4カ月と2週間飼育した。網膜形態および網膜遺伝子発現を,組織学的および免疫組織学的解析とリアルタイムPCR法により評価した。結果:26mgと52mgのビタミンA補給により,O群の網膜遺伝子の発現が有意な変化を示したが,L群での変化は認められなかった。ビタミンA補給により,O群ラット網膜においてロドプシン,錐体アレスチン,ホスホジエステラーゼ,トランスデューシン,脂肪酸エロンガーゼ4などの遺伝子発現が有意に増加し,他の遺伝子発現は減少した。グリア線維酸性タンパク質の発現は,O群ラット網膜においてビタミンA補給により減少した。免疫組織学的および組織学的解析の所見は,遺伝子発現のデータを裏付けるものであった。有意な効果が認められたのは,ビタミンA用量が26mgと52mgであった。結論:WNIN/ObラットにおいてビタミンA補給は肥満に関連した網膜変性を改善した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ビタミンA  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  眼の基礎医学 
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