抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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再生紙セルロースは,たとえば機械的強度の消失など,製紙業での単独使用に対しては若干の欠点がある。しかし,セルロース誘導体は他の産業分野での応用が発見できる。カルボキシメチルセルロース(CMC)は最も使い古したセルロース誘導体の1つで,セルロースの不均質修飾によって得られる。一般に,セルロースのカルボキシメチル化はアルカリアルコール分散で実施される。本研究では,水性アルカリ性溶液中でリサイクル新聞からのセルロース修飾を行った。まずセルロースを酸化アルカリ性溶液中で新聞紙から回収した。セルロース回収は出発材料の75~90%(w/w)と決定された。誘導体化,成分濃度変化及び反応温度の最適条件の検出のためカルボキシメチル化反応を行った。得られたCMCサンプルは,0.3~0.7%のDSと84~94%のCMCを含んでいた。本結果のごとく,工業用途に対する商業的品質度のCMCがリサイクル新聞セルロースの水性アルカリ分散によるカルボキシメチル化で得られた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.