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J-GLOBAL ID:201302285697740545   整理番号:13A0954082

ポルトガル由来の野生Beta分類群における隠れた多様性 流動細胞計測法を用いたゲノムサイズおよび倍数性水準からの洞察

Hidden diversity in wild Beta taxa from Portugal: Insights from genome size and ploidy level estimations using flow cytometry
著者 (7件):
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巻: 207  ページ: 72-78  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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作物野生近縁種は植物育種のための潜在可能性ある有用な遺伝資源の広いプールを構成する。Beta L.(フダンソウ)属(アカザ科)は,基本的に糖生産のために重要な作物の源である。最近まで,Beta節内の種は細胞遺伝学的に,2倍性が一般的で,ほとんど均質であった。それでもカナリー諸島において野生B.macrocarpaの4倍体個体の発見により,野生Beta内の細胞遺伝学的多様性を評価することが必要になった。そのために,ポルトガル本土および島嶼に渡る21群落由来のB.vulgaris ssp.martimaとB.macrocarpa,および後者の全既知群落を含めてのゲノムサイズおよび倍数性水準を,ヨウ化プロピジウム流動細胞計測法を用いて評価した。この研究は細胞遺伝学的に多様なシナリオを明らかにした。分析した群落は,2倍体および4倍体個体の両者を表示するB.vulgaris ssp.martimaの1群落,および2あるいは3細胞型(2倍体,4倍体および/あるいは6倍体)が見出されたB.macrocarpaの2群落を除いて,ほとんど2倍体であった。2倍体個体の核DNA含量は,B.vulgaris ssp.martimaおよびB.macrocarpaについて,それぞれ,1.44±0.035および1.41±0.027pg/2Cと評価された。また,両種の葉が変りやすい水準の核内倍数性を表示した。得られた結果は,種内交雑および隠れた多様性に関係して考察され,これらの野生Beta作物近縁種の保存のための有意なデータを構成する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物分類学  ,  遺伝的変異  ,  糖料作物 

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