抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Al合金AA2024とAA6013よりなる摩擦撹拌溶接突合せ継手の疲れ亀裂成長閾値ΔK
thを決定した。荷重比Rの関数としての閾値のプロットは,小さな荷重比では母材と比較して溶接継手で高い値を明確に示した。しかし差は荷重比の増加に伴って小さくなり,最後に,閾値は最高のR値と同じになった。しかし,二つの制御パラメータ,すなわちΔKとK
max,のDoekerの概念の適用とΔK
th対K
maxのプロットは,非常に高いR比で決定した有効閾値ΔK
th,effが合金にほとんど無関係であり,同時に母材とそれぞれの溶接継手について同じであることを明らかにした。閾値挙動における相違は,母材と比較して溶接継手で著しく高い二次閾値K
max,thによってのみ発生した。K
max,thにおける相違は亀裂先端で作用する応力拡大係数K
rsに関するカット-コンプライアンス測定によって決定された圧縮残留応力と一致した。Doekerによって示された解析手法に基づくと,基材マスター曲線が有効であるならば,0≦R≦1での溶接継手の総ての閾値の計算にはたった一つの特性K
rs値が必要であった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.