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J-GLOBAL ID:201302285733118007   整理番号:13A0683513

慣性質量ダンパーを組み込んだ低層集中制震に関する基礎的研究

BASIC STUDY ON VIBRATION CONTROL SYSTEM BY ROTATING INERTIAL MASS DAMPERS CONCENTRATED IN THE LOWER STORIES
著者 (3件):
資料名:
号: 686  ページ: 713-722  発行年: 2013年04月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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低層集中制震による多層建物を2層モデルの1層目だけに制震装置を配置した2質点系振動モデルで評価し,定点理論によりダンパの最適諸元を求め,慣性質量の有無による最適諸元と応答特性を比較した。その結果,1)慣性質量ダンパはばねと直列せずに配置した場合,同調型制震機構となり,この場合の応答倍率は慣性質量を用いずに減衰のみとした場合のほぼ平方根に低下すること,2)最適化した際の減衰係数は,慣性質量を併用することで大幅に低減されること,3)等価な1質点系振動モデルに置換して最適諸元を求めた場合,直列ばねが小さいと妥当な結果が得られるが,直列ばねが大きいと慣性質量・減衰係数は過大評価,応答倍率は過小評価されること,などが分かった。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
分類
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建築物の耐震,免震,制震,防振 
引用文献 (11件):
  • 1) 古橋 剛,石丸辰治:慣性接続要素によるモード分離,日本建築学会構造系論文集,No.576,pp.55-62,2004.2
  • 2) 古橋 剛,石丸辰治:慣性接続要素による多質点振動系の応答制御,日本建築学会構造系論文集,No.601,pp.83-90,2006.3
  • 3) 斉藤賢二,栗田 哲,井上範夫:慣性接続要素を利用した線形粘性ダンパーによる一質点構造の最適応答制御とKelvinモデル化手法に関する考察,構造工学論文集,Vol.53B,pp.53-66,2007.3
  • 4) 斉藤賢二,井上範夫:慣性接続要素を利用した粘性ダンパーをもつ制振構造の最適応答制御に関する一考察,日本建築学会技術報告集,第13巻,第26号,pp.457-462,2007.12
  • 5) 斉藤賢二,中南滋樹,木田英範,井上範夫:慣性接続要素と最適化された柔バネ要素と粘性要素を有する1層応答制御システムの振動実験,構造工学論文集,Vol.54B,pp.623-634,2008.3
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タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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