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J-GLOBAL ID:201302285770573512   整理番号:13A0751367

Citrus sinensis L.OsbeckのFRUITFULLおよびSHATTERPROOFオーソログは果実成長過程で差次的発現をする

Citrus sinensis L. Osbeck orthologs of FRUITFULL and SHATTERPROOF are differentially expressed during fruit development
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 1-13  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: D0134C  ISSN: 0167-6903  CODEN: PGRED3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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果実成長に関与する幾つかの調節段階と遺伝子がArabidopsis thalianaで特定され,特性化されている。転写因子のMADS-boxファミリーに属するFRUITFULL(FUL)とSHATTERPROOF(SHP)は協働して裂開帯分化を促進し,Arabidopsisでの豆莢の脱粒過程を制御する。これら遺伝子のホモログは新鮮な果実種でも紹介されてきたが,調節因子の階層構造とこれら主要な調節因子間の相互作用の特異的性質が多くの植物種での把握を難しくしている。ここでは,FULとSHPに対するCitrus sinensisの推測オーソログをそれぞれCsFULおよびCsSHPと名付けて特性化した。系統樹比較から,CsFULはAP1/SQUA主要クレード中のFRUITFULLの下位クレードに属し,CsSHPはAG/PLEクレードのPLENA下位クレードに当ることが分かった。CsFULとCsSHP蛋白質配列はそれぞれ,MIKC MADS-box蛋白質のA-とC-系統関係中で通常的に見出される特徴的保存領域を全て持っている。半定量的RT-PCR法により成長途中の果実中での両遺伝子の優先発現が示された。In situハイブリダイゼーションと走査電子顕微鏡を用いるミカン属果実成長の詳細解析により,C.sinensis果実成長途中でのこれら遺伝子の特性化が可能になった。CsFULLとCsSHPは果実成長の初期段階での外果皮,中果皮および内果皮で差次的発現されるが,その発現は果実の熟成と共に消滅する。更に,油腺と果汁ベシクル形成の間のCsFULとCaSHPmRMAの共局在化はそのような構造の成長の中での潜在的役割を示している。要するに,これらの結果はミカン属果実の成長に関与する分子機構のより良い理解に寄与する可能性がある。Copyright 2012 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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果樹  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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