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J-GLOBAL ID：201302285868028458   整理番号：13A1458993

TEMPO触媒酸化によるセルロースナノファイバーの構造と先端材料への応用

著者 (1件)： 磯貝明 (東大 大学院農学生命科学研究科)
資料名： 加工技術  (Textile Processing Technology)
巻： 48  号： 9  ページ： 473-481  発行年： 2013年09月10日 
JST資料番号： G0791B  ISSN： 0386-6041  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京大学大学院農学生命科学研究科において進めているTEMPO酸化セルロースナノファイバー(TOCN)の研究開発の現状を紹介した。すなわち,製紙用パルプを原料とし,次亜塩素酸ナトリウムの存在下においてTEMPO触媒酸化すると,セルロースのC6位の水酸基のみ選択的に酸化される。得たTEMPO酸化セルロースを水に分散させ,ミキサーなどで解繊処理することで,ミクロフィブリル単位にまで完全ナノ分散したTOCNが得られた。特異的で優秀な性質を有するので,先端材料に応用展開が期待できる新しいバイオ系ナノ素材である。

シソーラス用語： 酸化 ,  *ナノファイバ ,  *セルロース ,  ナトリウム化合物 ,  次亜塩素酸塩 ,  構造 ,  繊維 ,  材料 ,  *セルロース誘導体
準シソーラス用語： *TEMPO酸化 ,  次亜塩素酸ナトリウム ,  先端材料 ,  繊維構造 ,  *酸化セルロース

分類 (2件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  再生繊維  (YM03020Z)

物質索引 (1件)： TEMPO

タイトルに関連する用語 (5件)： TEMPO ,  触媒酸化 ,  セルロースナノファイバー ,  先端材料 ,  応用