宙吊り型イチゴ用出荷容器の開発  第1報  宙吊り型容器の傷防止効果

馬場紀子; 江嶋亜祐子; 大石高也; 折野太陽; 車政弘; 安武正剛; 宮崎良忠; 樺島勝; 渡邊健太郎

文献

J-GLOBAL ID：201302285915838609 整理番号：13A0820891

宙吊り型イチゴ用出荷容器の開発第1報宙吊り型容器の傷防止効果

Development of a Hammock-type Package for Strawberries. (1) Damage-prevention Effect of the Hammock-type Package.

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資料名：
号： 31 ページ： 27-31 発行年： 2012年03月
JST資料番号： Y0232B ISSN： 1341-4593 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

福岡県のイチゴ「あまおう」は,出荷が長距離輸送になるため,輸送中に荷傷み防止の出荷容器が求められている。ここでは,新たに宙吊り型イチゴ容器を開発し傷防止効果についての実輸送試験および実験室内振動試験を行った。3種類の包装容器で,各容器とも専用の段ボール箱内に設置した。(1)宙吊り型容器で外装はポリエチレンテレフタレート素材,(2)ホール型容器は発泡PE製ソフトトレー,(3)平詰め型容器は現行のものである。輸送は,トラック及び航空機併用で行った。航空機では,トラック輸送時よりもイチゴの傷発生割合が高いことがわかった。宙吊り型容器は,ホール型容器及び平詰み型容器よりも傷発生面積が小さく,また玉まわりは他の容器に比べて少なくこれは,イチゴ型に整形されたPEフィルムが果実を包み込んでいるためと推測される。各容器の振動試験では共に基本振動よりも強度が高く複雑な波形が重なっており,宙吊り型容器でも25Hz以外の振動周波数が観察されたと解説した。

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果樹 , 収穫・調製用機械 , 食品の品質 , 食品倉庫,荷造,運搬

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宙吊り型イチゴ用出荷容器の開発 第1報 宙吊り型容器の傷防止効果

宙吊り型イチゴ用出荷容器の開発第1報宙吊り型容器の傷防止効果