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J-GLOBAL ID：201302285946725071   整理番号：13A0013498

景観性に配慮した橋梁用防護柵の衝突性能に関する実験的・数値解析的研究

STUDY ON COLLISION PERFORMANCE OF NEW BRIDGE RAILING GUARD FENCES ALLOWING FOR THE VIEW

著者 (4件)： 伊藤義人 (名古屋大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  伊藤誠慈 (名古屋大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  北根安雄 (名古屋大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  高堂治 ((株)住軽日軽エンジニアリング)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： 413-426 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成16年の車両用防護柵の設置基準改訂により,防護柵を設置する際にその地域特性に応じた景観への配慮を行うことが規定された.この設置基準改定に伴って景観性を向上させるために,様々なタイプの防護柵が開発されている.本研究では,その中の防護柵の一つである,眺望性を確保するために背面の圧縮部に横ねじれ座屈を発生させるという変形特性を有した,新型の橋梁用ビーム型鋼製防護柵支柱の衝突性能の検討を行った.従来型防護柵と比較を行いながら,実験的及び数値解析的に検討した結果,防護柵の設置基準の要求する性能を,新型防護柵は十分に満足する事を明らかにすると共に,背面の圧縮部の横ねじれ座屈変形によって衝突エネルギーを吸収しており,緩衝性に優れている事を定量的に明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： *橋 ,  *防護柵 ,  衝突緩和 ,  *景観設計 ,  地域計画 ,  数値解析 ,  変形 ,  衝撃 ,  衝撃変形 ,  景観計画
準シソーラス用語： 景観づくり

分類 (1件)： 構造細目,橋梁付帯設備  (RC06070M)

引用文献 (26件)：

• 日本道路協会:防護柵の設置基準・同解説,丸善, 2008.
• NCHRP Report 350 Recommended Procedures for the Safety Performance Evaluation of Highway Features, National Cooperative Highway Research Program, National Academy Press, 1993.
• Wekezer, J., Oskard, M., Logan, R. and Zywicz, E.: Vehicle Impact Simulation, Journal of Transportation Engineering, ASCE, Vol.119, No.4, pp.598-617, 1993.
• Miller, P. and Carney, J.: Computer Simulation of Roadside Crash Cushion Impacts, Journal of Transportation Engineering, ASCE, Vol.123, No.5, pp.370-376, 1997.
• 日本道路協会:防護柵の設置基準・同解説,丸善, 1998.

タイトルに関連する用語 (8件)： 景観 ,  配慮 ,  橋梁 ,  防護柵 ,  衝突 ,  実験 ,  数値解析 ,  研究