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J-GLOBAL ID:201302285992357273   整理番号:13A0882141

南部チベット,北ヒマラヤ片麻岩ドームにおける始新世高度変成作用と地殻アナテクシス

Eocene high grade metamorphism and crustal anatexis in the North Himalaya Gneiss Domes,Southern Tibet
著者 (3件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 642-653  発行年: 2012年 
JST資料番号: A0206B  ISSN: 1001-6538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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ヒマラヤ期造山運動の早期変成イベントと再生イベントのタイミングと地球化学的性質の決定は,大規模衝突帯での構造発達初期段階での重要な洞察を与える可能性がある。Yardoi片麻岩ドームは北ヒマラヤ片麻岩ドーム(NHGD)の最東端であり,異なる鉱物組み合わせ,元素と放射性起源の同位体地球化学,並びに様々なタイプの片麻岩を伴う三つのタイプの角閃岩を含む。柘榴石角閃岩と柘榴石胚胎黒雲母花崗岩質片麻岩に関するSHRIMPジルコンU/Pb分析は,それぞれ45.0±1.0Maと47.6±1.8Maのピーク近くの変成作用の年代を与え,それは,ミグマタイト質柘榴石角閃岩(43.5±1.3Ma)での部分溶融に対する年代より2から4Ma古い。得られるデータによると,テチス・ヒマラヤでの超塩基性高圧変成作用は~55Maに起こり,高角閃岩相からグラニュライト相は45から47Maに起こった。加えて,厚層化した地殻条件での部分溶融は45から47Maに起こり,高いSr/Y比の両雲母花崗岩の形成をもたらした。NHGDの高度変成岩は,インド大陸リソスフェアの沈み込みフロントを代表する可能性がある。大きい衝突帯で,地殻物質の肥沃な成分は溶融し,厚層化した地殻条件下で比較的高いNa/KとSr/Yの比を有する花崗岩質メルトを形成し,急速な噴出の際の除圧溶融が形成したものとは著しく異なった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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岩石成因論 

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