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J-GLOBAL ID：201302286012922642   整理番号：13A0790877

水溶液からの経済的に実行可能なCr(VI)除去への熱処理農業廃棄物の利用

Application of a Thermally Modified Agrowaste Material for an Economically Viable Removal of Cr(VI) from Aqueous Solutions

著者 (3件)： SRIVASTAVA Varsha (Banaras Hindu Univ., Varanasi, IND) ,  WENG Chih-Huang (I-Shou Univ., Kaohsiung, TWN) ,  SHARMA Yogesh C. (Banaras Hindu Univ., Varanasi, IND)
資料名： Journal of Hazardous, Toxic, and Radioactive Waste  (Journal of Hazardous, Toxic, and Radioactive Waste)
巻： 17  号： 2  ページ： 125-133  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： W0914A  ISSN： 2153-5493  CODEN： JHTRBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低コストの吸着剤,か焼もみ殻(CRH)への吸着による水溶液からのCr(VI)除去を検討した。農業廃棄物であるもみ殻をマッフル炉で650°Cで2h処理してCRHを得た。吸着剤CRHの位相と表面特性を夫々,X線回折とSEMで調べた。吸着剤のpH_zpcは8.82であった。Cr(VI)除去に対する重要なパラメータ,即ち,初期濃度,吸着剤添加量,温度,及びpHなどの影響を検討した。除去率は温度が25°Cから45°Cに上昇すると低下した。水溶液のpHはCr除去率に顕著に影響し,pHを2.0から10.0に変えると除去率は69%から47%に低下した。Cr(VI)初期濃度1.69x10^-6M,25°C,pH2.0のとき,89%の除去率を得た。平衡吸着データをLangmuir,Freundlich,及びTempkin平衡モデルを用いて解析した。熱力学的パラメータ値,即ち,ΔG^o,ΔH^o,及びΔS^oを決定した。負のΔH^oは吸着が発熱反応であることを示した。本研究は,CRHが経済的に成り立つCr(VI)除去剤であることを明らかにした。

シソーラス用語： 吸着 ,  *吸着剤 ,  *六価クロム ,  除去 ,  *籾殻 ,  *か焼 ,  廃物利用 ,  農業廃棄物 ,  pH依存性 ,  吸着平衡
準シソーラス用語： *か焼籾殻 ,  等温式

分類 (4件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水溶液 ,  経済 ,  Cr ,  熱処理 ,  農業廃棄物