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J-GLOBAL ID:201302286029418042   整理番号:13A1697827

春化遺伝子Vrn-H1とVrn-H2の変異は,シリアの乾燥地条件下で栽培されたオオムギ(Hordeum vulgare)における成長と収量安定性を決定する

Variation at the vernalisation genes Vrn-H1 and Vrn-H2 determines growth and yield stability in barley (Hordeum vulgare) grown under dryland conditions in Syria
著者 (12件):
資料名:
巻: 126  号: 11  ページ: 2803-2824  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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[キ-メッセージ]Vrn-H1とVrn-H2における自然変異によって制御されるオオムギの春の成長によって,シリアの限界環境で収量安定性が向上した。[要約]本研究の目的は,シリアのオオムギ在来種Artaとオーストラリア飼料品種Keelに由来する組換え自殖系統(RIL)集団ARKEにおいて,天水の地中海環境での農業生産力に影響するQTLを同定することである。この集団について,シリアの2カ所で,秋と冬の2播種期で,4年にわたり,農業生産力の圃場試験を行った。RIL集団の収量における遺伝子型変異は,主に,おそらく降雨分布の経年差による年次変動の影響によるものであった。オーストラリア品種Keelから受け継いだ春の生育習性と早生性によって,シリアの環境で,草丈とバイオマスが増加し,収量安定性が向上した。収量やバイオマスのQTLは,開花期遺伝子,特に春化遺伝子Vrn-H1とVrn-H2の地図上の位置と一致した。末端乾燥のある限界環境では,Keelから受け継いだVrn-H1対立遺伝子が最終的なバイオマスや収量を向上させた。短い冬期,降雨の減少や初夏の干ばつなどの気候変動の条件下では,春播オオムギは,このように,伝統的な春化感受性のシリア在来種よりも優れている可能性がある。本稿では,圃場におけるオオムギ干ばつ適応性の遺伝学を解明するための貴重な遺伝資源としてのARKE集団について紹介する。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
麦  ,  遺伝子の構造と化学  ,  発生,成長,分化 

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