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J-GLOBAL ID:201302286046195219   整理番号:13A0340447

ポーラロン形成 Ehrenfest動力学と正確な結果

Polaron formation: Ehrenfest dynamics vs. exact results
著者 (4件):
資料名:
巻: 138  号:ページ: 044112-044112-7  発行年: 2013年01月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この系でのポーラロン形成過程を調べることを目的に,ゼロ温度での電子移動と局在化を記述するため,電子-振動結合を特徴とする不純物サイトによる一次元強束縛モデルを用いた。特にEhrenfest動力学レベルでこの多くの振電状態系の核運動を記述する半古典的方法を,Bonca-Trugman法[J.Bonca,S.A.Trugman,Phys.Rev.Lett.75,2566(1995)]を基とする数値的に正確な完全量子計算と比較することに重点を置いた。両方法で,核サブ空間での熱緩和は同等の近似的方式で行われる。Ehrenfest計算では古典的(調和)振動子の非結合(電子サブシステムに対する)運動はMarkovianゼロ温度浴への結合によって暗示されるように単純に低下する。量子計算では,熱緩和は同じ緩和を説明する速度項をもつ振動子密度行列のLiouville方程式を増やすことで行われる。両ケースで,ポーラロンを形成することにより電子を捕獲する可能性とそれが無限に脱出する可能性を計算した。これらの計算を比較して,両者はこれらの過程で同様の長時間収率となるが,Ehrenfest動力学を基とする計算はポーラロン形成の正確な時間スケールを説明できないことが分かった。この失敗は,例によって,ポーラロン形成の初期段階では古典的な核動力学がこの系の分散電子ポピュレーションを反映する非物理的平均ポテンシャル表面で起こるという事実が原因であるが,量子計算では電子的及び振動サブシステム間の相関は十分に説明される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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物理化学一般その他  ,  ポーラロン,電子-フォノン相互作用 
タイトルに関連する用語 (2件):
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