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J-GLOBAL ID:201302286155917860   整理番号:13A0802988

クラウド化が進む受託開発業界(SI)の現状と今後の展開,戦略模索

著者 (2件):
資料名:
巻: 2012  号: 秋季  ページ: H1-7 (WEB ONLY)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0249A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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情報サービス業界は,これまで安定して市場が伸びていた。しかし,近年は,市場成長の鈍化やオフショアリング(海外委託)の増加,2008年に生じたリーマンショック,2011年の震災の影響,クラウドコンピューティングの台等による既存のシステムのクラウド化の増加により,大きな岐路に立たされている。本論文では,情報サービス業界のなかでも受託開発業界(SI)に着目し,現状を分析し,今後の業界について考察する。最後にSIの戦略を模索する。受託開発業界は建築業界で見られるゼネコンに似た構造になっており,元請けビジネスを中心としたTier1企業,元請けから仕事を請け負う二次請けを中心としたTier2企業,元請けと下請けの両方を請け負うTier1.5企業の3セグメントに分類され,各セグメントごとに異なる事業モデルが確立している。本研究では受託開発(SI)に焦点を当て,現状を分析し,今後の業界について考察する。そして考察結果からどう戦略を取るかについて模索する。現在,SI市場は2008年度を境に縮小傾向にある。そのため,各セグメントごとの企業は自社の強みを利用し,他社との差別化や優位性を設け,新たな戦略を考案しなければならなくなってきている。そこで本論文ではSI市場をより深く分析・考察し,SIに降りかかる要因の一つとしてクラウドに関して分析・考察を行い,企業にとって新たに戦略を立てる,あるいは既存の戦略を修正するさいの助けとなるようなものにする。日本にSIerは約13000社あるとされている。しかし,2007年を境に情報サービス業の市場が減少し続けている。さらにSI市場は2008年から減少を続けている。これらの要因として考えられているのは,2008年に起こったリーマンショック,クラウドの発展などが挙げられる。このままでは淘汰されるSIerが増加し,これから生き残るための戦略模索が必須となる。本論文はそのSIerの戦略模索の助けに少しでも貢献できるようなものにするところに意義があると考えている。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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電話・データ通信・交換一般 

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