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J-GLOBAL ID：201302286195514076   整理番号：13A1016456

3d遷移金属をドープした単斜晶系ε-WO₃の磁気的性質および電子特性に関するGGAおよびGGA+Uの枠内でのab initio探査

Ab initio Probing of Magnetic and Electronic Properties of Monoclinic ε-WO₃ Doped with 3d Transition Metals Within GGA and GGA+U

著者 (2件)： SHEIN I. R. (Ural Branch of the Russian Acad. of Sciences, Inst. of Solid State Chemistry, 620990, Ekaterinburg, RUS) ,  IVANOVSKII A. L. (Ural Branch of the Russian Acad. of Sciences, Inst. of Solid State Chemistry, 620990, Ekaterinburg, RUS)
資料名： Journal of Superconductivity and Novel Magnetism  (Journal of Superconductivity and Novel Magnetism)
巻： 26  号： 7  ページ： 2343-2346  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： W0180A  ISSN： 1557-1939  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,ab initio法バンド構造計算に基づいて,全3d金属(M=Sc,Ti,...,Ni,Cu)をドープした単斜晶系三酸化タングステン(ε-WO₃)について,これら不純物が電子特性および磁気的性質に及ぼす効果に重点を置いて調べた。著者らは,全ての3d不純物原子を,主な2グループに分割できることを見出した。第一のグループは,3d列の最初の部分の原子を含み,これらの系(例えばε-WO₃:Ti)に対して,最大磁気モーメントならびに近Fermi状態の特異性は,三酸化物の酸素格子の原子に起因することを記した。一方,3d列の後部分の不純物原子は,磁気的性質および電子特性の形成において支配的役割を果たすことを記した。これらの結果は,GGAおよびGGA+U近似の両方の枠内での計算に対して公平であった。最後に,Coulomb相互作用が電子および磁気パラメータにクリティカルな影響を有する,いわゆる「境界」系(例えばε-WO₃:Cr)の存在を記した。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化タングステン ,  ドーピング ,  遷移金属 ,  単斜晶系 ,  *バンド構造 ,  状態密度 ,  密度汎関数法 ,  *電子相関 ,  添加物効果 ,  磁気モーメント ,  Fermi準位 ,  Coulomb相互作用 ,  ab initio法
準シソーラス用語： GGA+U ,  *三酸化タングステン ,  不純物効果

分類 (1件)： 絶縁体結晶の電子構造  (BM02070Y)

タイトルに関連する用語 (10件)： 3D ,  遷移金属 ,  ドープ ,  単斜晶系 ,  磁気的性質 ,  電子 ,  GGA ,  GGA+U ,  枠 ,  探査