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J-GLOBAL ID:201302286242563137   整理番号:13A1769241

アルキニルアルデヒドを用いた不斉,直接交差-アルドール反応におけるジアリールプロリノール

Diarylprolinol in an Asymmetric, Direct Cross-Aldol Reaction with Alkynyl Aldehydes
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 2887-2892  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: W2356A  ISSN: 1867-3880  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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以前,トリフルオロメチル置換ジアリールプロリノール(I)が,不斉触媒的直接アルドール反応用の効果的な有機触媒であり,Iによりグリオキサールなどの親電子的アルデヒド類を所望のアルドール生成物に高エナンチオ選択性で変換できることを報告した。ここでは,最初に,Iを触媒としてフェニルプロピナール(親電子性アルキニルアルデヒド)とプロパナールをモデル基質として,使用溶媒の最適化を行い,1,4-ジオキサンを選定した。3当量の水を共存させて反応を行うと反応は円滑に進行し,同時にエナンチオ選択性が向上することを見いだした。溶媒最適化条件下での触媒検討で,対応するIのシリルエーテルを使用すると生成物として逆のエナンチオマが主に生成し,また,ジフェニルプロリノールを使用すると適度なエナンチオ選択性が得られることを見いだした。Iを触媒とした最適化条件下でこのエナンチオ選択的交差アルドール反応の一般性を探索した。アリールプロピナール(R1C≡CCHO)の置換基R1がフェニル基,電子欠乏性4-ニトロフェニル基,および電子豊富な4-メトキシフェニル基のいずれでも,反応は高い収率とエナンチオ選択性で進行し,特にこの置換基がトリエチルシリル基の場合,アルキル置換やアリール置換アプロピナール誘導体よりも反応は迅速に進行した。さらに,ケイ素原子上の置換基が反応に及ぼす効果についても検討した。シリルプロピナールを用いたとき,求電子性アルデヒドとのアルドール反応生成物は良好なanti-選択性を持っていた。
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分類 (3件):
分類
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脂肪族アルデヒド  ,  ピロール  ,  その他の触媒 
物質索引 (12件):
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