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J-GLOBAL ID:201302286269204970   整理番号:13A1487683

Cu(II)自己集合で形成されたテトラグリシン大環状配位子錯体に関するESI-MS研究

ESI-MS study of self-assembly-formed tetraglycine macrocyclic ligand complex of Cu(II)
著者 (1件):
資料名:
巻: 351  ページ: 12-22  発行年: 2013年10月01日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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銅-テトラグリシン系は,これらが地球上生命体の起源に関連するものであるので,金属-ペプチド錯体の研究に適した候補と考えられている。その上,アルブミンによる銅の輸送だけでなく,Cu(II)とプリオン蛋白質との相互作用は銅のグリシン残基との反応を担う。本論文では,銅-テトラグリシン(Cu-G4)錯体を,種々のpHおよび濃度条件下でのエレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)で調べた。Cu(II)-G4構造のタンデム質量分析(MS/MSおよびMS/MS/MS)研究で,G4の銅-およびpH-誘起オリゴマ化を明らかにした。ESI-MSは,G4のpH-および銅-誘起オリゴマ化に関する直接的な情報を提供し,G4が,高pH値での不溶性塩由来の多量の銅イオンを固定するエビデンスをもたらした。銅イオンは,テトラグリシンに対して高い親和性を示し,この相互作用をG4のb2およびb3の銅添加の存在で明確に提示した。気相MS測定から,金属-ペプチドに関する情報を提供することが分かったが,これにより,固体状態のX線回折研究で得られた情報を捕捉すると考えられた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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質量分析  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  アミノ酸  ,  分子の電子構造 
物質索引 (1件):
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