抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第二次世界大戦後,英国は,住宅不足が深刻化し,郊外に画一的で質の悪い大量な住宅開発を行った。1980年代には,荒廃による生活環境の悪化やコミュニティ問題が深刻化した。1990年初頭に,チャールズ皇太子が提唱したアーバンビレッジ運動を契機として,新しい都市理論やデザインに基づいた開発が行われ,英国の都市や住宅地は,大きな変貌を遂げた。1997年には,国の計画行政指針にも,アーバンビレッジの考え方が組み込まれるなど,英国の都市づくりに大きな影響を与えてきた。本研究は,アーバンビレッジ運動の経緯やその概念が生まれた背景を明らかにし,その概念がどういう形で実現し,まちづくりの方法として現れたかを明らかにした。