抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スクールバスのシートベルト使用は,学校輸送団体にとって,大きな関心事であった。シートベルトの着用有無かに関する,学生の意思に影響する因子を理解することは,ベルト使用率,従ってシートベルト安全恩恵を改善するための,最も費用効果のある方法を決定するために重要である。本稿は,離散選択モデリングフレームワークを用いた,アラバマ州スクールバスパイロットプロジェクトからのデータに基づく,厳密な経験的分析を提示する。個人の学生移動に関する該当情報を収集するために,新規のデータ収集プロトコルが採用される。本研究で,つぎの3種類の選択代替が検討される:シートベルトの着用,非着用,および不適切着用。これらの3種類の代替についての学生の選択確率は,学生の特性と旅行属性の関数としてモデル化される。関数中の変量の係数は,最初に標準的多変量ロジットモデルを用いて,推定される。さらに,3種類の選択代替の間の潜在的相関と,利用者の間の個人レベルの選好と,応答不均一を説明するために,調査の中で,ネストおよび混合ロジットモデルが採用される。8種類の重要影響因子が,最終モデルによって明らかにされる。それらの相対インパクトがまた定量化される。これらの因子は,学生の年齢,性別および母国,学生の移動距離,日中の時間,座席位置,バス補助の存在と能動関与,および2水準のバス運転者関与を含む。学生のシートベルト使用に及ぼす座席位置のインパクトが,本研究によって初めて明らかにされる。選択代替のいくつかが相関し,また個人レベルの非均一性が存在するという仮説の両方が,統計的に有意とテストされる。この観点から,ネストおよび混合ロジットモデルが,標準的多項式ロジットモデルが,学生のシートベルト使用行動を記述し,予測するために推奨される。最終的なネストロジットモデルは,不適切な着用と非着用の相関を明らかにし,未知のまたは観察されない寄与因子を示す。ランダムパラメータ混合ロジットモデルの中で,個人の選好不均一性が,郡変量のランダム係数によって捕捉される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.