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J-GLOBAL ID:201302286396471871   整理番号:13A1171354

有機廃棄物を補給した汚染土壌中ディーゼル燃料のDracaena reflexaによる分解

Diesel Fuel Degradation from Contaminated Soil by Dracaena reflexa Using Organic Waste Supplementation
著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 236-243  発行年: 2013年07月01日 
JST資料番号: F0042A  ISSN: 1346-8804  CODEN: JJPIAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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温室検討を行い,Dracaena reflexa(以下,D. reflexa)を用いたファイトレメディエーションによるディーゼル油汚染土壌の修復能について調べた。種々の濃度のディーゼル燃料(1,2.5および5%w/w)を含む汚染土壌にD. reflexaを植え付けた。この土壌に3種類の有機廃棄物(茶葉(TL),大豆粕(SC)とジャガイモ皮(PS))を5%(w/w)混合し,270日間観察した。2.5%と1%の燃料を含むSC補給改良土壌では,油とその画分が生物分解された結果,土壌中の全石油炭化水素(TPH)は夫々90%および98%低減することが明らかになった。非栽培汚染土壌ではTPHが24-27%まで低減することが認められた。SC添加改良土壌では,他の有機廃棄物添加土壌と比べた中ではディーゼル燃料減少量が最も大きかった。D. reflexa根茎は土壌から吸収した炭化水素を蓄積せず,バクテリアを利用している炭化水素の数は根圏で高かったことから,油分解は根圏での分解を経由して行われるというメカニズムが示唆された。この検討を通じ,有機廃棄物補給改良土壌では,D. reflexaが炭化水素汚染土壌を生物分解する能力を持つことが判明した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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土壌管理  ,  その他の汚染原因物質 
引用文献 (35件):
  • 1) EIA, "US Environmental Information Agency, China electricity," (2011).
  • 2) Denys, S., Rollin, C., Guillot, F., Baroudi, H., Water Air Soil Pollut Focus, 6, 299 (2006).
  • 3) Jacks, G., Forsberg, J., Mahgoub, F., Palmqvist, K., Ecological Eng., 15, 147 (2000).
  • 4) Kaimi, E., Mukaidani, T., Miyoshi, S., Tamaki, M., Environ. Exp. Bot, 55, 110 (2006).
  • 5) Banks, M., Schwab, P., Liu, B., Kulakow, P., Smith, J., Kim, R., Adv. Biochem. Eng. Biotechno., 78, 75 (2003).
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