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J-GLOBAL ID:201302286410960600   整理番号:13A0714231

ナノ粘土強化ポリプロピレンの二重ゲート射出成形の単軸および二軸衝撃挙動

Uni- and Biaxial Impact Behavior of Double-Gated Nanoclay-Reinforced Polypropylene Injection Moldings
著者 (7件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 724-733  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: C0640A  ISSN: 0032-3888  CODEN: PYESA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討は,中間段階無しで直接射出成形によって高性能ポリプロピレン(PP)/ナノ粘土三次元部品を製造する可能性を調べて,そして金型内の複合流の影響(即ち,注入点とウェルドライン形成の影響)を解析した。この目的へ射出成形したPP/ナノ粘土部品を,市販PPとナノ粘土ベースのマスタバッチ(MB)の直接コンパウンド化によって調製した。微細構造を,透過光学顕微鏡(TOM),TEM,XRDと深さ検出圧痕によって検討した。射出成型部品の異なる部位での単軸および二軸衝撃挙動を評価しそして解析した。その結果,ナノ粘土粒子は,強靭化剤として知られるβ構造球晶の減少を引き起こした。衝撃挙動を引張と二軸モードで判定し,PPナノ複合材料成型品の靭性は加工融解温度と流量によって実際には影響されなかった。逆に,ナノ粘土の存在は衝撃性能に影響していた。二軸応力衝撃下では,ウェルドラインに近い領域はバルクより靱性であり,その破壊は流れ方向とウェルドラインに沿って主な亀裂経路と共に進展した。ウェルドラインに沿った割れは,結果としてより少ない高分子の相互貫入と鎖のからみ合,そして不利なナノ粒子配向から生じていた。ナノ粘土層間剥離と多発性マトリックスクレージングを含めた破壊機構が,負荷率の割にはナノ粒子配向が適切である方向でPPの高靭性化を説明した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械的性質  ,  強化プラスチックの成形  ,  ポリオレフィン  ,  土壌鉱物 

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