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J-GLOBAL ID：201302286427777079   整理番号：13A1118648

最近の優良品種と今後の展開方向 カンキツにおける最近の優良品種と今後の展開

著者 (1件)： 吉岡照高 (農業技術研究機構 果樹研)
資料名： 果実日本
巻： 68  号： 7  ページ： 56-61  発行年： 2013年07月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カンキツは優良系統の探索や育種が各地で行われており,注目される品種も出ているが,栽培許諾が限定されるものも多い。果樹研究所でのカンキツ育種は1937年に開始され,有望系統は地域適応性を検定する「系統適応性検定試験(系適試験)」に供試される。系適試験の歴史を振り返るとともに,供試系統から育成された「西南のひかり」「津之輝」「みはや」「あすみ」「せとか」の特性を解説する。今後の育種課題には浮皮,隔年結果性,果皮障害,貯蔵性,病害抵抗性などがある。収量性・栽培性で最も重要な隔年結果性は評価に必要な基準を明らかにし,選抜手法を開発する必要がある。DNAマーカー選抜はCTV抵抗性,雌性不稔性のマーカーがあり,かいよう病抵抗性,高糖度性などのマーカーの開発を研究中である。

シソーラス用語： *ミカン科 ,  *作物育種 ,  ミカン属 ,  植物生理病 ,  結実 ,  耐病性 ,  DNAマーカー ,  品種差
準シソーラス用語： あすみ ,  せとか ,  みはや ,  果皮障害 ,  隔年結果 ,  柑きつ ,  西南のひかり ,  津之輝 ,  品種育成 ,  品種特性 ,  浮皮

分類 (2件)： 作物の品種  (FC02020V) ,  作物の品種改良  (FC02030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 優良品種 ,  展開 ,  カンキツ