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J-GLOBAL ID：201302286491705430   整理番号：13A1144739

SIRT1は加齢に伴って減衰する機序によりSCNにおける中枢性概日制御を媒介する

SIRT1 Mediates Central Circadian Control in the SCN by a Mechanism that Decays with Aging

著者 (2件)： CHANG Hung-chun (Glenn Lab. for the Sci. of Aging, Dep. of Biology, Massachusetts Inst. of Technol., Cambridge, MA 02139, USA) ,  GUARENTE Leonard (Glenn Lab. for the Sci. of Aging, Dep. of Biology, Massachusetts Inst. of Technol., Cambridge, MA 02139, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 153  号： 7  ページ： 1448-1460  発行年： 2013年06月20日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SIRT1は末梢組織における概日リズムを含む多くの生理的経路を支配するNAD⁺依存的蛋白質脱アセチル化酵素である。本稿で,著者らは脳においてSIRT1がBMAL1およびCLOCKの2つの主要概日制御因子の転写を活性化することにより,中枢性概日制御を支配することを示している。この活性化はSIRT1,PGC-1α,Namptを含む増幅概日ループを構成する。高齢の野生型マウスでは,BMAL1およびPER2のレベルが低下するにつれて視交叉上核におけるSIRT1レベルが低下し,固有期間が長くなり,活動パターンの乱れが大きくなり,光同調化スケジュールの変化に適応できなくなる。脳SIRT1が欠損した若年マウスはこれらの加齢依存性概日変化を表現型模写するが,SIRT1を過剰発現するマウスは加齢の影響から保護される。著者らの所見はSIRT1が若年動物における堅牢な概日制御を維持する中枢性ペースメーカーを活性化し,この活性の低下が加齢に重要な役割を果たすと思われることを示している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *日周期 ,  *加齢 ,  *ヒストンデアセチラーゼ ,  体内時計 ,  代謝産物 ,  視交叉上核 ,  タンパク質 ,  サイトカイン ,  ペントシルトランスフェラーゼ ,  トランスジェニックマウス ,  ノックアウトマウス ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  化学受容体 ,  遺伝子ターゲティング ,  補酵素 ,  アデニンヌクレオチド ,  ニコチンアミドヌクレオチド ,  ジヌクレオチド
準シソーラス用語： BMAL1蛋白質 ,  CLOCK蛋白質 ,  N2A細胞 ,  Nampt ,  Per2 ,  PGC-1α ,  RORα ,  *SIRT1 ,  遺伝子ノックダウン ,  概日時計

分類 (3件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (1件)： NAD(+)

タイトルに関連する用語 (4件)： SIRT1 ,  加齢 ,  減衰 ,  ScN