抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インテリアデザイン要素としての木材の効果を定量的に評価することを目的として,オフィスの玄関ホールに木材で簡単な意匠を施したときの主観的木材率を系統的に調査した。壁面の木材率を30%に固定し,「材幅」「材と材の隙間幅(目透かしの幅)」「材の向き」「材を貼る位置」を段階的に変えた内装を三次元CADソフトウェアによって精細に表現し,被験者(35名の男女学生)に自由に観察させた。観察時の視線の動きを追跡するとともに,内装の見た目の印象や壁面に占める木材の割合(主観的木材率)などをVisual Analogue Scale(VAS)法で評価させた。視線追跡の結果,壁面の木質デザインに応じて,停留点の分布は変化することが分かった。主観的木材率は,実際の木材量は一定であるにもかかわらず,壁面のデザインによって大きく変化した。(著者抄録)