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J-GLOBAL ID：201302286639973803   整理番号：13A0351137

スカンジアドープディスペンサー陰極の調製と特性化

Preparation and characterisation of scandia doped dispenser cathodes

著者 (6件)： WANG Jinshu (Beijing Univ. Technol., Beijing, CHN) ,  WANG Xi (Beijing Univ. Technol., Beijing, CHN) ,  LIU Wei (Beijing Univ. Technol., Beijing, CHN) ,  CUI Yuntao (Beijing Univ. Technol., Beijing, CHN) ,  WANG Yiman (Beijing Univ. Technol., Beijing, CHN) ,  ZHOU Meiling (Beijing Univ. Technol., Beijing, CHN)
資料名： International Journal of Nanotechnology  (International Journal of Nanotechnology)
巻： 10  号： 1/2  ページ： 108-118  発行年： 2013年 
JST資料番号： A1346A  ISSN： 1475-7435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゾル-ゲル法によって得られたスカンジアドープタングステンとアルミン酸バリウム-カルシウムの混合粉末を用いて,粉末冶金法によってスカンジアドープディスペンサー陰極を調製した。走査型電子顕微鏡観察結果から,陰極はミクロン以下の準球状タングステン粒子構造を持つことが分かる。W粒子の上及び間に分散するSc₂O₃とアルミン酸バリウム-カルシウムが均一に分散していることが分かる。この陰極は良い放出特性を示す,すなわち,この陰極の電流密度は850°C_bで40A/cm²に到達する。この陰極は1.43eVの低い仕事関数を持つ。Sc,Ba,そして,Oの活性物質は陰極の内部から表面に拡散し,Ba:Sc:Oのある比率を持つBa-Sc-O多層を形成する。この多層は活性化期間中にSc₂O₃-Wマトリックス陰極の表面において通常のディスペンサー陰極よりも多くのBaを含む。この活性化多層が放出能力が大きい理由である。

シソーラス用語： *カソード ,  *酸化スカンジウム ,  *タングステン ,  多層構造 ,  粉末冶金 ,  ゾル-ゲル法 ,  バリウム化合物 ,  カルシウム化合物 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  電流電圧特性
準シソーラス用語： 陰極 ,  粉末冶金法

分類 (1件)： 固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 陰極 ,  調製 ,  特性化