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J-GLOBAL ID：201302286659226982   整理番号：13A0736906

自己修復能を有するバイオベースフラン系ポリマー

Bio-Based Furan Polymers with Self-Healing Ability

著者 (6件)： ZENG Chao (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ZENG Chao (Tongji Univ., Shanghai, CHN) ,  SEINO Hidetake (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  REN Jie (Tongji Univ., Shanghai, CHN) ,  HATANAKA Kenichi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOSHIE Naoko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 46  号： 5  ページ： 1794-1802  発行年： 2013年03月12日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石油ベースポリマーには厳しい資源問題が存在するために,バイオベースポリマーの研究が盛んに行われている。ここでは,バイオベースモノマー間の縮合反応によって得たフラン系ポリマーの,ポリ(2,5-コハク酸フランジメチレン)の製造を報告した。フランとマレイミド基の間の可逆的Diels-Alder反応により,ビスマレイミドによって架橋されたネットワーク高分子の合成が可能になり,ビスマレイミドの量を変えることで,機械的性質を大きく変化させることができるようになった。これらのポリマーは外からの刺激がなくても,優れた自己修復能を示すことが分かった。これらのポリマー類では,機械的性質と自己修復能という2つの特性を持つ,バイオマスから原料を製造するという可能性があり,安全かつ実用的で寿命の長い原料が期待される。

シソーラス用語： *生体高分子 ,  *性質 ,  縮合反応 ,  Diels-Alder反応 ,  フラン樹脂 ,  バイオマス ,  オレフィン化合物 ,  酸イミド ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  架橋【高分子】 ,  機械的性質 ,  *ポリエステル ,  *ポリフラン ,  酸素複素環化合物 ,  *バイオベースポリマ
準シソーラス用語： ビスマレイミド ,  架橋反応 ,  *自己修復性 ,  マレイミド類 ,  フラン誘導体

分類 (2件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 自己修復 ,  ポリマー