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J-GLOBAL ID：201302286669851796   整理番号：13A1696380

Yb:KGWのチャープパルス増幅レーザ装置でのパワー制限とパルス歪

Power limitations and pulse distortions in an Yb:KGW chirped-pulse amplification laser system

著者 (7件)： KIM G.H. (Russia Sci. Seoul, Seoul, KOR) ,  YANG J. (Russia Sci. Seoul, Seoul, KOR) ,  KULIK A.V. (Russia Sci. Seoul, Seoul, KOR) ,  SALL E.G. (Russia Sci. Seoul, Seoul, KOR) ,  CHIZHOV S.A. (Russia Sci. Seoul, Seoul, KOR) ,  YASHIN V.E. (Scientific and Industrial Corp. ‘Vavilov State Optical Inst.’, St. Petersburg, RUS) ,  KANG U. (Russia Sci. Seoul, Seoul, KOR)
資料名： Quantum Electronics  (Quantum Electronics)
巻： 43  号： 8  ページ： 725-730  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： D0044C  ISSN： 1063-7818  CODEN： QUELEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ybドープのタングステン酸塩を利用した固体レーザは,小型で効率が高く,半導体レーザ励起が可能であるなどの特徴がある。また,超短パルスのレーザ発振器としても重要である。しかし,レーザ増幅器にタングステン酸塩を利用した場合,非線形効果が問題となる。Yb:KGWのチャープパルス増幅レーザ装置での非線形効果について実験的に検討した。Yb:KGWのチャープパルス増幅レーザシステムを構築し,自己集束,自己位相変調,誘導Raman散乱などの効果を解析した。2×2×5mmのYb:KGWロッドを利用した。レーザ励起のパルス幅は100fs,スペクトル幅は12nmであった。入射強度に対する出力強度,焦点距離に対する変調指数,自己相関特性などを示した。この結果,熱レンズと自己集束の結合効果によりチャープパルスエネルギーが制限されることが分かった。また,再生増幅器を有するレーザシステムで不安定性が起こり,自己位相変調によりフェムト秒パルスが歪められることも判明した。しかし,誘導Raman散乱の効果は小さかった。

シソーラス用語： 光増幅 ,  チャープ ,  誘導Raman散乱 ,  タングステン酸塩 ,  レーザシステム ,  *自己位相変調 ,  熱レンズ効果 ,  半導体レーザ ,  *レーザ増幅器 ,  再生増幅器 ,  イッテルビウム ,  *カリウム化合物 ,  ガドリニウム化合物 ,  *固体レーザ ,  レーザパルス ,  波形歪 ,  *レーザ装置 ,  レーザ出力 ,  レーザ励起 ,  自己集束 ,  パルス幅 ,  フェムト秒
準シソーラス用語： チャープパルス増幅 ,  半導体レーザ励起

分類 (2件)： 固体レーザ  (BD04080W) ,  非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (6件)： Yb ,  チャープパルス増幅 ,  レーザ装置 ,  パワー制限 ,  パルス ,  歪