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J-GLOBAL ID:201302286705599020   整理番号:13A0281966

文章表現授業における大学生のピア・レスポンス指向性の変化と要因の分析

著者 (1件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 301-311  発行年: 2012年12月20日 
JST資料番号: L4329A  ISSN: 1349-8290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ピア・レスポンスに対する指向性を測るための質問紙を作成し,調査を行った。調査対象は文章表現授業においてピア・レスポンスを行った大学生,調査時期は授業初回時と授業最終回時であった。探索的因子分析および確認的因子分析の結果,ピア指向性としてピア親和性,意見開示抵抗感,意見受入不愉快感の3因子が抽出された。ピア親和性は授業初回よりも授業最終回のほうが有意に高くなり,意見開示抵抗感と意見受入不愉快感は授業初回よりも授業最終回のほうが有意に低くなった。しかしながら,ピア親和性の低い学習者や意見受入不愉快感が高い学習者は,ほかの学習者に比べて,ピアに対する評価が有意に低かった。一方,文章力テストの成績は,ピア親和性,意見開示抵抗感,意見受入不愉快感の高低に関わらず,授業後,有意に高くなった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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CAI  ,  科学技術教育 
引用文献 (20件):
  • 深谷優子. 読解および作文スキルを向上させるピアレビューを用いた共同推敲. 東北大学大学院教育学研究科研究年報. 2009, 57, 2, 121-132
  • 原田三千代. 中級学習者の作文推敲過程に与えるピア・レスポンスの影響-教師添削との比較-. 日本語教育. 2006, 131, 3-12
  • 原田三千代. 中級日本語作文における学習者の相互支援活動-言語能力の差はピア・レスポンスにとって負の要因か-. 世界の日本語教育. 2006, 16, 53-73
  • 原田三千代. 多言語多文化を背景とした教室活動としてのピア・レスポンスの可能性-「協働性」に着目した活動プロセスの分析-. 多言語多文化-実践と研究. 2008, 1, 27-53
  • 広瀬和佳子. 教師フィードバックが日本語学習者の作文に与える影響-コメントとカンファレンスの比較を中心に-. 早稲田大学日本語教育研究センター紀要. 2007, 20, 137-155
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