文献

J-GLOBAL ID：201302286706407362   整理番号：13A1335605

白金上のギ酸の電極酸化における酸-塩基平衡の重要性

Importance of Acid-Base Equilibrium in Electrocatalytic Oxidation of Formic Acid on Platinum

著者 (6件)： JOO Jiyong (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  UCHIDA Taro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  CUESTA Angel (CSIC, Madrid, ESP) ,  KOPER Marc T. M. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KOPER Marc T. M. (Leiden Univ., Leiden, NLD) ,  OSAWA Masatoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 135  号： 27  ページ： 9991-9994  発行年： 2013年07月10日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サイクリックボルタンメトリーおよび表面増強赤外分光法を用いてpH=0~12の水溶液中の白金表面におけるギ酸の電極触媒酸化を調べた。検討したすべてのpHにおいて酸-塩基平衡によって生成したギ酸塩イオンが主反応物であり,白金表面に弱く吸着したギ酸塩イオンが直接酸化された。pHが低いときにはギ酸塩イオンの濃度が低く,pHが高いときには反応速度が遅くなるためにギ酸のpKa付近で反応速度が最大となると結論した。

シソーラス用語： *カルボン酸塩 ,  脂肪族カルボン酸 ,  *アノード酸化 ,  *白金触媒 ,  *酸塩基平衡 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  赤外反射吸収分光法
準シソーラス用語： ギ酸塩 ,  電極酸化 ,  表面増強赤外分光法

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 白金 ,  ギ酸 ,  電極酸化 ,  酸-塩基平衡 ,  重要性