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J-GLOBAL ID：201302286728095402   整理番号：13A1635182

化学における最強の結合の確認

Identification of the Strongest Bonds in Chemistry

著者 (3件)： KALESCKY Robert (Southern Methodist Univ., Texas, USA) ,  KRAKA Elfi (Southern Methodist Univ., Texas, USA) ,  CREMER Dieter (Southern Methodist Univ., Texas, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 36  ページ： 8981-8995  発行年： 2013年09月12日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学結合の強度として結合解離エネルギーは生成物の安定化エネルギーが関与し正確な指標ではないため,結合の伸縮振動の力の定数を指標として各種化合物をCCSD(T)/CBSおよびG4法で調べた。三重結合を形成する2原子の電気陰性度と結合強度が相関することを考慮して,シアン化水素,一酸化炭素,窒素分子などをもとにして各種C≡N,N≡N化合物に対し,C=O結合を1とした結合強度次数比(RBSO)を比較した。結合を形成する重原子(C,N,O)を水素化することで電気陰性度が増加し結合軌道のエネルギーが低下して結合強度が増大した。各種検討の結果,[NO]⁺,[FNNF]²⁺などのカチオンが高強度であり,特に[HNNH]²⁺ではCCSD(T)法による最適分子構造のもとでRBSOが3.38と最大値を示した。

シソーラス用語： *化学結合 ,  *結合次数 ,  解離エネルギー ,  エネルギー ,  伸縮振動【分子】 ,  *力の定数 ,  CCSD/T法 ,  三重結合 ,  電気陰性度 ,  シアン化水素 ,  一酸化炭素 ,  窒素 ,  二原子分子 ,  分子構造 ,  強結合 ,  零点エネルギー ,  基本振動数 ,  アルキン
準シソーラス用語： 安定化エネルギー ,  結合解離エネルギー ,  窒素分子

分類 (2件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： アセチレン

タイトルに関連する用語 (1件)： 化学