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J-GLOBAL ID：201302286771822024   整理番号：13A1942316

有機窒素,りんと硫黄の化合物の焼成によるFeドープZnOナノ粒子の強磁性応答の抑制と増強

Suppression and enhancement of the ferromagnetic response in Fe-doped ZnO nanoparticles by calcination of organic nitrogen, phosphorus, and sulfur compounds

著者 (5件)： ORTEGA D. (Instituto Madrileno de Estudios Avanzados en Nanociencia (IMDEA-Nanociencia), Cantoblanco, 28049, Madrid, ESP) ,  ORTEGA D. (Univ. Coll. London, Inst. of Biomedical Engineering, WC1E 6BT, London, GBR) ,  HERNANDEZ-GARRIDO J. C. (Universidad de Cadiz, Departamento de Ciencia de los Materiales e Ingenieria Metalurgica y Quimica Inorganica ...) ,  BLANCO-ANDUJAR C. (Univ. Coll. London, Dep. of Physics and Astronomy, WC1E 6BT, London, GBR) ,  GARITAONANDIA J. S. (Euskal Herriko Unibertsitatea, Zientzia eta Teknologia Fakultatea, Bilbao, ESP)
資料名： Journal of Nanoparticle Research  (Journal of Nanoparticle Research)
巻： 15  号： 12  ページ： 1-10  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： W1361A  ISSN： 1388-0764  CODEN： JNARFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,Fe²⁺イオンを均一にドープした約10-13nmのZnOナノ粒子((Zn_0.97Fe_0.03)O)の調製と適切な後処理を用いたそれらの室温強磁性応答の操作を報告する。高分解能透過型電子顕微鏡,高角環状暗視野電子顕微鏡,及び電子エネルギー損失分光法により,原子列レベルで鉄の均一な空間分布を研究する。磁化等温特性は,低磁場領域内で温度依存性の強磁性挙動を示す。X線回折と分析顕微鏡測定から,ZnO格子に対してFe²⁺イオンの均一な空間分布が示され,低磁場強磁性を説明できる鉄および酸化鉄クラスターの形成が否定される。磁化率の温度依存性から,Fe²⁺カチオンは磁気的秩序を形成しないと推定される。好気的条件での(Zn_0.97Fe_0.03)Oナノ粒子上の種々の有機分子の焼成の際に誘導される欠陥により磁気特性が著しく変化し,元々観察された室温強磁性信号さえも抑制された。具体的にはドデシルアミンの存在下で熱処理をすると,元の室温強磁性信号がなくなり,一方,トリオクチルホスフィンオキシドを使用すると,同じ強磁性への寄与への増強が観察される。1-ドデカンチオールドープのZnOナノ粒子の焼成後,著しい相違が観察された。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化亜鉛 ,  *ドーピング ,  鉄 ,  *磁性半導体 ,  *磁化特性 ,  磁化率 ,  ナノ粒子 ,  高分解能電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子エネルギー損失分光法 ,  空間分布 ,  *均一性 ,  強磁性 ,  焼成 ,  *有機化合物 ,  *熱処理 ,  吸着 ,  有機リン化合物
準シソーラス用語： 高分解能透過型電子顕微鏡

分類 (1件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

物質索引 (3件)： ドデシルアミン ,  トリオクチルホスフィンオキシド ,  1-ドデカンチオール

タイトルに関連する用語 (9件)： 有機窒素 ,  硫黄 ,  焼成 ,  Fe ,  ドープ ,  ZnOナノ粒子 ,  強磁性 ,  応答 ,  増強