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J-GLOBAL ID:201302286886146570   整理番号:13A1216698

ArabidopsisAGC蛋白質キナーゼUNICORNが介在する外皮の平面成長中での異所性成長抑制の遺伝子解析

Genetic analysis of ectopic growth suppression during planar growth of integuments mediated by the Arabidopsis AGC protein kinase UNICORN
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巻: 13  号: Jan  ページ: 13:2 (WEB ONLY)  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:組織層内部での成長協働は組織形態形成にとって非常に重要である。例えば,害虫の細胞群は層平面(平面成長)に沿って方向付けられた常同的な細胞分裂を行い,それにより層状外皮構造を増殖させる。植物でのこのような平面成長を制御する発達コントロールについては僅かしか知られていない。近年での証拠は,アラビドプシスAGC VIII 蛋白質キナーゼであるUNICORN(UCN)が外皮を含むいくつかの花柄組織で外皮性多細胞突起の形成を抑制することによる平面成長を維持していることを提示した。現在のUCNモデルは,転写因子であるANADI(KAN)ファミリーメンバーのABERRANT TESTA SHAPE(ATS)蛋白質との直接的相互作用による外皮発達中でのこのプロセスを制御し,それによりその活動性を抑制する。本稿で著者らはUCNメカニズムのさらなる特性解析を報告する。結果:花のホメオティック遺伝子活性を阻害したucn-1変異植物の花の表現型解析は,4つのいずれの花弁も輪生体はucn-1突起を有する器官を生成することができた。ucn変異異所性外殖は,それぞれオーキシンおよびサイトキニン受容体であるDR5rev::GFPおよびARR5::GUSの検出可能なシグナルを蓄積しなかった。さらに,野生型およびucn-1変異実生苗はカルス誘導培地でのin vitro培養において同様に強度なカルスの形成を示した。著者らはさらに,優性atsアレルであるsk21-Dを有するucn-1変異植物の胚珠がより明白な突起形成を呈したことを示した。最後に,ucn-1 ett-1二重変異体およびucn-1 ett-1 arf4-1三重変異体は付加的表現型を呈示した。総括:これらのデータは外皮発達中における平面成長でのUCN介在性制御に対する知見を深めた。示した証拠はUCN下方制御シグナル伝達はオーキシンまたはサイトキニンホメオスタシスの制御に関与しないことを示した。本結果はまた,外皮成長開始に必要であるATS/ETT複合体のATS依存性に相互作用し,またそれは外皮での平面成長の維持におけるUCNおよびATS蛋白質平衡の必要性を強調した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  生物学的機能 

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