抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人体を伝送路として利用する人体通信技術について検討した。現在,電流式と電界式に大別されるが,衣服を隔てた通信が可能な電界式が主流になっている。人体は低周波から10MHz程度の周波数領域においては導体とみなされる。人体通信の送受信電極は絶縁皮膜で覆われているので,電極を皮膚に密着させた場合でも,電極と人体は容量性の結合になっている。無接地型人体通信,片接地型人体通信,両接地型人体通信について例示した。電界式人体通信技術の自動車分野への適用に関し,送信機に接続された電極を車内の座席シート内部に設置し,運転者が車内の特定のスイッチに触れたとき,そのスイッチの操作者が運転者であることを判明できる装置などを例示した。