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J-GLOBAL ID:201302287284034025   整理番号:13A1105167

北広東省,瑶嶺-梅子窩タングステン鉱床のHe-Ar地球化学:中国東南部における燕山期クラスト-マントル相互作用と鉱床成因への制約

He-Ar isotope geochemistry of the Yaoling-Meiziwo tungsten deposit,North Guangdong Province:Constraints on Yanshanian crust-mantle interaction and metallogenesis in SE China
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巻: 57  号: 10  ページ: 1150-1159  発行年: 2012年 
JST資料番号: A0206B  ISSN: 1001-6538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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瑶嶺-梅子窩タングステン鉱化作用期に形成した黄鉄鉱中の包有物流体で見出されたHeとArの同位体量と比によると,4Heの濃度は1.54×10-7cm3STP/gから2609×10-7cm3STP/gに大きく変動する。3Heは0.759×10-12cm3STP/g~3.463×10-12cm3STP/gである。3He/4Heは0.0043~4.362Raであり,地殻からマントルの値を変動する。40Arの濃度は,0.624×10-7cm3STP/gから8.89×10-7cm3STP/gの範囲である。40Ar/36Arは大きく変動し,330から2952であり,大気と地殻あるいはマントル放射性起源の値の間である。マントル由来Heは鉱石形成流体であり,マントルHeの計算平均割合は22%であり,最大は67%である。著者らの研究結果によると,マントル由来の流体はタングステン鉱化作用で研著な役割を演じる。HeとArの分別によると,その鉱石形成流体には4Heに富んだ大気飽和水(MSAW)があった。その鉱石形成流体はマントル流体,地殻性マグマ流体,MSAWの混合物である。鉱石形成流体中のマントル成分の発生によると,中国東南部の瑶嶺-梅子窩を含む大規模なWとSnの鉱化作用は,地殻とマントルの相互作用の結果であった。上部マントルの部分溶融が形成した豊富な玄武岩質マグマの下付けあるいは貫入は,地殻の部分溶融と豊富なS-型花崗岩質マグマの生成を引き起こすのに必要な熱を与えた。高い3He/4Heを有する地殻性マグマ流体とマントル流体は,マグマ晶出と分別から放出され,循環修飾大気飽和水と混合し,伸張性構造亀裂を充填し,中国東南部で世界級のWとSnの鉱床形成をもたらした。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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金属鉱床  ,  同位体地質学 
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