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J-GLOBAL ID：201302287341436461   整理番号：13A1566661

ALOS衛星画像による下川町民有林の風倒被害解析と被害把握への活用

Windfall Damage Analysis in Shimokawa’s Private Forest Using ALOS Satellite Images and the Practical Use of Assessments

著者 (1件)： 菅野正人 (北海道総合研究機構 林試 道南支場)
資料名： 日本リモートセンシング学会誌  (Journal of the Remote Sensing Society of Japan)
巻： 33  号： 4  ページ： 319-323  発行年： 2013年09月20日 
JST資料番号： X0714A  ISSN： 0289-7911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2006年10月6日~8日,低気圧の通過により,関東から北海道地方の太平洋側では,平均風速25m/sを超えた強風が吹いた。この強風により,道北・道東を中心として広い範囲に風倒被害が発生した。同月17日に,風倒被害が発生した下川町役場と森林組合から,衛星画像を利用して被害区域を特定する作業の依頼があった。筆者は,様々な衛星画像を検索し,ALOS衛星が,10月14日に当該個所を撮影しており,雲が無く解析を行うことが可能であると判断した。下川町における風倒被害の状況を問い合わせたが,数ha規模のまとまった被害が存在しているとの回答を得て,分解能10mのALOS/AVNIR2画像を利用することで,同様の風倒被害可箇所を把握できると考え,実施した。衛星画像の解析は,関係機関が被害調査対象としていた11年生以上の人工林4,626haについて行った。

シソーラス用語： *測地衛星 ,  衛星利用画像 ,  放射計 ,  近赤外線 ,  北海道 ,  風 ,  低気圧 ,  画像分析 ,  損害 ,  *樹木 ,  *損傷 ,  面積
準シソーラス用語： *ALOS衛星 ,  AVNIR ,  AVNIR-2 ,  衛星画像 ,  強風 ,  焼失面積 ,  被害 ,  風倒被害

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  自然災害  (FC04020J)

引用文献 (2件)：

• 気象庁. 災害時自然現象報告書. 2006, 2006年第3号
• 菅野正人. SPOT2号衛星画像を利用した2004年台風18号による苫小牧市における民有林の風倒被害把握. 日本リモートセンシング学会誌. 2010, 30, 5, 331-336

タイトルに関連する用語 (9件)： ALOS ,  衛星画像 ,  下川町 ,  民有林 ,  風倒 ,  被害解析 ,  被害 ,  把握 ,  活用