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J-GLOBAL ID：201302287385000709   整理番号：13A1502220

アルカリ性亜硫酸塩で前処理したサトウキビバガスの酵素分解と前処理段階で生じる化学的変化および構造的変化との相関

Enzymatic Digestion of Alkaline-Sulfite Pretreated Sugar Cane Bagasse and Its Correlation with the Chemical and Structural Changes Occurring During the Pretreatment Step

著者 (5件)： MENDES Fernanda M. (Universidade de Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  LAURITO Debora F. (Universidade de Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  BAZZEGGIO Mariana (Universidade de Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  FERRAZ Andre (Universidade de Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  MILAGRES Adriane M. F. (Universidade de Sao Paulo, Sao Paulo, BRA)
資料名： Biotechnology Progress  (Biotechnology Progress)
巻： 29  号： 4  ページ： 890-895  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： A0966B  ISSN： 8756-7938  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サトウキビバガスは難分解性なので,酵素処理の前にアルカリ-硫酸による前処理を行った。前処理時に生じる化学的変化および構造的変化は多糖類の酵素分解効率と相関していた。前処理の最初の30分でリグニンの約半分とヘミセルロースの約30%が除去されるが,30分の前処理でセルロースの変換量が有意に増大すると考えられた。このとき,セルロースの変換量は64%に達した。前処理の30分後以降は,脱リグニン化の増加はわずかで,ヘミセルロースの除去は増加しなかったが,酸性基は残存リグニンに導入され続けた。未処理のバガスの水保持値は145%で,120分の前処理後のバガスの水保持値は210%であった。さらに,前処理で繊維の幅は10.4μmから30μmに広がった。これらの変化の結果,セルロースの酵素的加水分解の効率がさらに上昇し,120分の前処理で92%に達した。

シソーラス用語： *バガス ,  *サトウキビ ,  脂肪族アルコール ,  生物燃料 ,  前処理 ,  リグニン ,  ヘミセルロース ,  セルロース ,  保水性 ,  酵素的分解 ,  多糖類 ,  *糖化 ,  亜硫酸塩
準シソーラス用語： アルカリ性 ,  *サトウキビバガス ,  バイオエタノール ,  *難分解性

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  砂糖  (FJ05010A)

タイトルに関連する用語 (7件)： アルカリ性 ,  亜硫酸塩 ,  サトウキビバガス ,  酵素分解 ,  段階 ,  化学的変化 ,  相関