抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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直接噴射ディーゼルエンジンでは,燃焼と汚染物質の形成は直接噴射された燃料の空間的及び時間的分布に影響される。この研究では,ディーゼルエンジンの予備燃焼段階の混合物の形成を,レーザ誘起エキシプレクス蛍光(LIEF)技術を用いて調査した。この調査の主な目的は,ディーゼルエンジンの燃焼室内部の燃料噴霧過程における蒸発ディーゼル噴霧の液体と蒸気の両方の全貌状況を光アクセスで提供可能な実験装置を開発することである。拡大されたレーザビームを燃焼室全体の可視化に採用した。この研究では,2つのモデル燃料を試験した;一つは,デカン89%,α-メチルナフタレンとTMPD1%,及び,もう一つは,デカン88%,α-メチルナフタレンとTMPD2%,である。ディーゼルエンジンの予備燃焼段階のスプレー噴霧と蒸発過程を1200barの噴霧圧力とエンジン回転数1500rpmで測定した。結果は,高圧力燃料噴霧過程での液体の割合と燃料蒸気の分布の同時画像化における全貌LIEF技術の可能性を実証した。又,結果は,ドーパントの含有量の,液体と蒸気の信号の蛍光強度への影響を強調した。1%TMPDを含むエキシプレクス系は,蒸気相のクロストークが蒸気相の信号の正確な検出を不可能にしたけれど,液相の可視化をより良くした。反対に,2%TMPDを含んだエキシプレクス系は蒸気相の可視化を満足させた;しかしながら,液相の強さは結果として落とされた。このことは,高くなった温度や圧力で,エキシプレクス種の及び/あるいはTMPDの分解のスペクトルシフトに主によるものと推測された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.