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J-GLOBAL ID：201302287496685050   整理番号：12A1812343

三重県平野部におけるウヅキコモリグモPardosa astrigeraの生活史形質(体サイズ,産卵数の季節変動および繁殖時期)の解明

Investigation of life history traits (seasonal fluctuations of body size and clutch size, and the breeding season) of the wolf spider, Pardosa astrigera in the plain area of Mie Prefecture, Japan

著者 (3件)： 飯田博之 (独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所) ,  河野勝行 (独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所) ,  武田光能 (独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所)
資料名： 関西病虫害研究会報  (Annual Report of the Kansai Plant Protection Society)
巻： 54  ページ： 171-173 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0758A  ISSN： 0387-1002  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウヅキコモリグモ(Pardosa astrigera L. Koch(クモ目:コモリグモ科)は日本全国の草地や裸地などに分布する徘徊性のクモであり,野菜害虫の天敵である。本種は産卵した卵塊を糸で包んで卵嚢を作り,これを母親が腹部の末端に付着させ,幼体が卵嚢から出てくるまで持ち歩。ウヅキコモリグモは本州温暖地キャベツほ場における生物多様性の指標生物として選抜された種でもある。クモ類の体サイズは,捕獲できる獲物のサイズ決定における重要要因の一つである。ここではウヅキコモリグモの生態解明の一端として,主な生活史形質である雌雄成体の体サイズおよび一回あたりの産卵数の季節変動,および,繁殖時期について調査を実施した。検討の結果,ウヅキコモリグモ雌雄成体の体サイズは明らかに季節変動しており,変動は毎年ほぼ同様の傾向を示していることが分かった。

シソーラス用語： *クモ類 ,  *ライフサイクル ,  数 ,  *季節的変動 ,  時期 ,  生態 ,  *動物行動 ,  *発生生態 ,  生物多様性 ,  天敵
準シソーラス用語： *ウヅキコモリグモ ,  *コモリグモ科 ,  産卵数 ,  体サイズ ,  繁殖期 ,  繁殖生態

分類 (2件)： 生物的防除  (FC05030B) ,  動物生態学一般  (EE03010W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 三重 ,  平野 ,  生活史 ,  形質 ,  体サイズ ,  産卵数 ,  季節変動 ,  繁殖