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J-GLOBAL ID：201302287505138572   整理番号：13A0077163

前駆体によるAlNの生成プロセスとAlNセラミックスの接合への応用

Formation Process of AlN Through Precursors and Its Application to Joining AlN Ceramics

著者 (3件)： KAI Ayako (Yamaguchi Univ., Ube, JPN) ,  KAMITA Yasunobu (Yamaguchi Univ., Ube, JPN) ,  MIKI Toshikatsu (Yamaguchi Univ., Ube, JPN)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 95  号： 12  ページ： 3788-3796  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 尿素と塩化アルミニウム六水和物からAlNを合成し,生成プロセスを調べた。尿素/塩化アルミニウム六水和物モル比=30の混合物を窒素中1000~1600°Cで加熱し,中間生成物を調べた。X線回折から室温混合でアルミニウムヘキサ尿素複合体が結晶化した。複合体は過剰の尿素及び/又はビウレット等の分解生成物と反応して非晶質相を生成した。非晶質相は加熱により結晶化して850°Cでフラーレン状の回折パターンを示した。AlN前駆体段階ではESRにより多くのラジカル(g=2.0029,S=1/2)が検出され,非晶質炭素の不対電子とのダングリングボンドに起因すると考えられた。850°CでのAlN前駆体をフィラーとしてAlNセラミックスを1000°C以上で接合した。1500°Cでの接合部のせん断強度は88±29MPaを示した。

シソーラス用語： *窒化アルミニウム ,  ウレア化合物 ,  *塩化アルミニウム ,  複合体 ,  反応中間体 ,  結晶化 ,  非晶質 ,  *接合 ,  *剪断強さ ,  セラミック
準シソーラス用語： 中間生成物 ,  剪断強度

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (5件)： 前駆体 ,  AlN ,  プロセス ,  セラミックス ,  応用