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J-GLOBAL ID:201302287525834095   整理番号:13A0991458

トリメチルアミンの正確で信頼性のある熱脱離-ガスクロマトグラフィー-飛行時間型質量分析を利用する分析

An accurate and reliable analysis of trimethylamine using thermal desorption and gas chromatography-time of flight mass spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 780  ページ: 46-54  発行年: 2013年05月30日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トリメチルアミン(TMA)は,腐りかけている魚や尿の臭気を示すことがよく知られている。環境試料中のTMAの分析は,一般的に再現性が低く,感度が乏しい。本研究で,気相TMAの定量分析法を熱脱離(TD)-ガスクロマトグラフィー(GC)-飛行時間型質量分析(TOF-MS)を利用して開発した。この新たな方法は,すぐれた直線性(R2=0.9930),精度(RSE=1.59%),及び51pgの検出限界(MDL),即ち,1Lの試料でTMAの0.021ppbの検出(検出限界(LOD):5.32pg(0.002ppb))の高感度を与える。2種の代表的なTMA源,(1)腐りかけているエイと(2)猫の尿がしみ込んだ粘土から集めた気体試料で本法を試験した。これらの試料中のTMAの濃度は,希釈比を変動させて分析したとき,それぞれ293±29.7ppm(RSE=3.82%)と74.1±5.78ppb(RSE=3.19%)であった。TD-GC-4重極(Q)MSによって試験するときの本法の実行可能性は,すぐれた適合性をやや低下した感度と共に示した。本研究の結果は,環境試料からのTMAの高度に信頼性があり再現性のある分析が,(前処理としての)熱脱離と(TOF,又はQ-MSシステムによる)検出を利用するとき,達成されることを実証した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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有機化合物の各種分析 
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