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J-GLOBAL ID：201302287602795758   整理番号：13A1487524

弛緩における高齢女性のヒト胸鎖乳突筋の粘弾性的特性

Viscoelastic properties of the human sternocleidomastoideus muscle of aged women in relaxation

著者 (4件)： GRAS Laure-lise (Arts et Metiers ParisTech, LBM, 151 bd de l’hopital, 75013 Paris, FRA) ,  MITTON David (Univ. de Lyon, F-69622, Lyon, IFSTTAR, LBMC, UMR_T9406, Univ. Lyon 1, FRA) ,  VIOT Philippe (Arts et Metiers ParisTech, I2M, UMR 5295, F-33400, Talence, FRA) ,  LAPORTE Sebastien (Arts et Metiers ParisTech, LBM, 151 bd de l’hopital, 75013 Paris, FRA)
資料名： Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials  (Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materials)
巻： 27  ページ： 77-83  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： W2351A  ISSN： 1751-6161  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 頭頸部複合体の数値モデルの改良は,筋肉の機械的特性の理解を必要とする。しかし,既存文献のデータの多くは,動物の筋肉の研究から得られた。筋肉は超弾性であるが,粘弾性でもある。ヒト胸鎖乳突筋の超弾性の挙動は先に研究された。本研究の目的は,弛緩における同じヒト筋肉の粘弾性の特徴づけを提唱することである。10の筋肉をin vitroで試験した。各筋肉の被験者特有の有限要素モデルを用いた逆解析法を用いて,一次および二次で一般化したMaxwellのモデルにより,粘弾性の挙動をモデル化した。これらのモデルに基づいて,弛緩時間τ(一次:103s;二次18sおよび395s),比率係数γ(一次:0.33;二次:0.20および0.19)を確認した。一次モデルは弛緩曲線の適切な推定値を示した(R²:0.82)が,二次モデルは実験応答をさらによく表現していた(R²:0.97)。著者らの結果は,ヒト胸鎖乳突筋の粘弾性の挙動が,二次Maxwellモデルを用いて説明でき,また先に確認された超弾性と合わせて,張力発生時と弛緩時における筋肉の反応が十分に特徴づけられるという証拠を提供する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *頚筋 ,  超弾性 ,  筋肉生理 ,  *粘弾性 ,  有限要素法 ,  解析 ,  流体力学的模型 ,  ヒト ,  生体力学 ,  *筋弛緩 ,  測定データ
準シソーラス用語： Maxwellモデル ,  逆解析 ,  *胸鎖乳突筋 ,  筋緊張

分類 (2件)： 筋肉  (EJ10020G) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 弛緩 ,  女性 ,  ヒト ,  胸鎖乳突筋 ,  粘弾性