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J-GLOBAL ID：201302287751885786   整理番号：13A0254712

亀裂先端部における転位増殖の機構

Mechanisms of dislocation multiplication at crack tips

著者 (4件)： BITZEK Erik (Dep. of Material Sci. and Engineering, Inst. I: General Materials Properties, Friedrich-Alexander-Universitaet ...) ,  BITZEK Erik (Inst. fuer Angewandte Materialien - IAM, Karlsruher Inst. fuer Technol. - KIT, 76131 Karlsruhe, DEU) ,  GUMBSCH Peter (Inst. fuer Angewandte Materialien - IAM, Karlsruher Inst. fuer Technol. - KIT, 76131 Karlsruhe, DEU) ,  GUMBSCH Peter (Fraunhofer-Institut fuer Werkstoffmechanik - IWM, 79108 Freiburg, DEU)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 61  号： 4  ページ： 1394-1403  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 応力を受けた材料が脆性劈開するか延性破断するかは,弾性歪みエネルギーを転位の生成および運動による塑性変形に変換する能力によって決定される。既存の転位は亀裂先端の塑性変形に重要な役割を果たすことが知られているが,関与する機構は不明である。個々の既存の転位は,亀裂先端の多数の転位の発生につながる可能性があることを原子論的シミュレーションによって実証した。新しく生成される転位は,通常,種類が異なり,関与するプロセスは静止亀裂および伝播亀裂に対して根本的に異なっている。局所的な亀裂先端部の再配向が伝播する亀裂の中で重要な役割を果たしているのに対し,静止亀裂における増殖機構は,亀裂の非常に不均一な応力場における交差すべりが関係している。転位に作用する力を分析すると,どの転位が増殖し,どのすべり系が活性化されるかを決定することができる。これらの結果は,既存の転位や亀裂先端での転位の発生との間に必要な物理的な意味を与える。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *亀裂先端 ,  *増幅現象 ,  応力 ,  転位【結晶】 ,  脆性破壊 ,  延性破壊 ,  劈開【結晶】 ,  歪 ,  歪エネルギー ,  塑性変形 ,  応力場 ,  交差滑り ,  活性化 ,  亀裂 ,  相互作用 ,  延性-脆性遷移 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： 原子論的シミュレーション ,  弾性歪 ,  転位の増殖

分類 (1件)： 格子欠陥一般  (BK12010J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 亀裂先端部 ,  転位 ,  増殖