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J-GLOBAL ID：201302287761443803   整理番号：13A0652643

種々の繊維構造を持つ炭素/セラミック複合体の引張り挙動の比較

Comparison of Tensile Behaviors of Carbon/Ceramic Composites with Various Fiber Architectures

著者 (3件)： WANG Yiqiang (Civil Aviation Univ. China, Tianjin, CHN) ,  ZHANG Litong (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an Shaanxi, CHN) ,  CHENG Laifei (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an Shaanxi, CHN)
資料名： International Journal of Applied Ceramic Technology  (International Journal of Applied Ceramic Technology)
巻： 10  号： 2  ページ： 266-275  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W1929A  ISSN： 1546-542X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 用途に合わせて最適の強化繊維構造を選択可能になることを目的として,予備成形繊維構造が複合材料特性に及ぼす効果について,化学気相浸透法(CVI)により作製した1次元(1D)から3次元(3D)の炭素連続繊維強化炭化ケイ素(SiC)複合体の引張り挙動について調べた。1D/SiCは炭素繊維束にプロペンを前駆体とした熱分解炭素中間層とメチルトリクロロシランを前駆体としたSiCマトリックスをCVIにより複合化して作製した。2D/SiCは平織炭素布10層を,3D/SiCは4段編組炭素繊維束を用いてSiCと複合化した。応力-歪曲線及びアコースティックエミッションの解析とSEMによる微細構造観察から引張り挙動について検討した。1Dが最も良好な引張り性能を示し,3D,2Dと特性が低下した。また,1D/SiCは特徴的な傾斜回復特性が応力-歪曲線に現れ,これは炭素繊維構造に由来するものと考えられ,C/SiC複合体の機械特性は炭素予備成形体の構造に依存することを示した。微小複合体要素の基本特性を基にした複合体の機械特性モデルを提案し,その有用性について示した。

シソーラス用語： *強化セラミック ,  *複合材料 ,  *炭素繊維 ,  構造 ,  繊維 ,  *引張 ,  *炭化ケイ素 ,  CVI【浸透】 ,  炭素材 ,  熱分解 ,  織物構造 ,  多層構造 ,  応力歪曲線 ,  アコースティックエミッション ,  モデリング ,  機械的性質 ,  アルケン
準シソーラス用語： *繊維強化セラミック ,  繊維構造 ,  熱分解炭素 ,  平織

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

物質索引 (2件)： プロペン ,  メチルトリクロロシラン

タイトルに関連する用語 (5件)： 繊維構造 ,  炭素 ,  セラミック ,  複合体 ,  引張り挙動