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J-GLOBAL ID：201302287811065970   整理番号：13A0030810

「都市鉱山」の可能性 都市鉱山の経済性を考える

著者 (1件)： 吉田文和 (北大 大学院経済学研究科)
資料名： 都市問題  (Journal of the Tokyo Institute of Municipal Research)
巻： 104  号： 1  ページ： 69-77  発行年： 2013年01月01日 
JST資料番号： S0255A  ISSN： 0387-3382  CODEN： TOMOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市鉱山の経済性を考えた。工業製品に含まれる稀少金属類の成分比が鉱石品位より高く,生産に必要なエネルギーが少なくてすむという点で,再生資源としての都市鉱山に注目した。仕様済み電気電子機器のフロー分析を行った。その結果,回収処理されないで埋め立てに回っている部分と海外流出部分が資源利用と環境保全のうえで問題である。使用済み電気電子機器の輸出フローを推定した。その結果,1)小型電子機器の半分が回収処理されないで,一般廃棄物として埋め立てられ,2)使用済み家電4品の一部とPCや携帯電話など有価物が輸出されていること,が問題である。

シソーラス用語： *レアメタル ,  *環境保全 ,  小型 ,  リサイクル ,  *再生資源 ,  携帯電話 ,  ボランティア ,  都市鉱山
準シソーラス用語： リユース ,  拡大生産者責任 ,  環境負荷 ,  希少金属 ,  再生利用 ,  資源利用 ,  電子機器 ,  一般廃棄物

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (4件)：

• 南條道夫(1988)「都市鉱山開発」『東北大學選鑛製錬研究所彙報』第43巻第2号、239-251.
• 白鳥寿一・中村崇(2007)「人工鉱床構想2-廃電気・電子機器の金属含有ポテンシャルの推定と経済的意味-」Journal of MMIJ, 123, 171-178.
• 吉田文和(2010)「都市鉱山の経済学-エレクトロニクス製品を中心に」Journal of MMIJ, 126, 166-171.
• 寺園淳・吉田綾(2012)「使用済み家電製品の国内フローに関する考察と中古品輸出量の推定」 『廃棄物資源循環学会誌』第23巻第4号、280-294.

タイトルに関連する用語 (3件)： 都市鉱山 ,  可能性 ,  経済